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ひとりごと【アジアアロワナ専門店 ラフレシア】

VOL .5





スマトラ島のシルファディナとスマトラアクアプリマに行って来ました。

スマトラ島に向かう飛行機
紅尾金龍のふるさと
プッカンバル上空
スマトラアクアプリマ・ブアナの全景
アクアプリマのサムシル氏。
養殖場内はバイクで移動します。
シルファの看板
シルファのアヌアル氏
スマトラの巨大アロワナ養殖場
シルファの全景
アヌアル氏と記念撮影


今回のインドネシアはジャカルタのディナミカ・カプアス、マジュ・アクアリウムに加え、スマトラ島のシルファディナ・アクアミナ、スマトラアクアプリマ・ブアナに行ってきました。

シルファディナ・アクアミナとスマトラアクアプリマ・ブアナは同系列会社で兄弟でアロワナの養殖をされています。

今まで一回の渡航でこれだけの数の養殖場を回った事がありませんでしたし、日程も5日間と超ハードなものでした・・・・。

しかも、ただの養殖場見学ではなく、選別がメインでしたので、なおさらです。

この原稿も機内の小さなテーブルで書いていますが、時間は深夜2時を回り、もうヘロヘロ状態です(笑)。

そうそうインドネシアのマニア宅にもお邪魔してきたので、その様子もアップいたします。あわせてお楽しみ下さい。

インドネシアのスマトラ島は、ジャカルタが有るジャワ島よりも数倍大きい島で、スマトラタイガー(ハリマオ)で有名な島です。

勿論、僕たちは「スマトラ」と聞けば、「紅尾金龍」いや、「スマトラ・ゴールデン」を思い出しますけどね!

今までジャワ島、カリマンタン島には幾度となく行きましたが、スマトラ島は初めてでした。

治安も決して良いとは言えず、マジに野生のトラとか象が出没するそうです・・・・・・。
しかも、山賊なども出ると聞き、二度ビックリです。

現に今年の2月にはシルファディナもマシンガンを持った山賊に襲われ、池を掘るためのパワーシャベルなど数台の重機を盗まれたそうです。

スタッフがトラに襲われた事も有ると聞き、日本の平和さを改めて感じました。

バリ島の爆破テロで名を轟かせた「アルカイダ」の拠点もこのスマトラ島に有るとの事でした・・・・・。

PT.スマトラアクアプリマ・ブアナ

ジャカルタから1時間、小型ジェット機に乗り込み一路スマトラへ・・・。
プッカンバル上空に差し掛かると、まさしくジャングル!
富士の樹海もなんのその!ここで迷子になったら絶対死ぬなぁ〜と直感が僕にそう伝えていました。

空港を出るとスマトラアクアプリマのサムシル氏が迎えに来てくれていて、にこやかなに「疲れただろう!?」と僕をジープに案内してくれました。

山の中を30分程走るとスマトラアクアプリマに到着しました。
早速、養殖場とアロワナを見せていただきました。

すると今まで見たことのある養殖場の中で最大級であることはすぐに分かりました。
(左の写真の奥の林までで敷地の約半分です・・・・。)

広大な敷地はには数百の池が掘られ、アジアアロワナの他にシルバーアロワナなども養殖されています。

養殖場を見て回るにはバイクがないと仕事になりません。
仮に歩いて回れば4時間以上かかるのではないでしょうか?!

出荷は日本を始め、シンガポール、マレーシア、中国、台湾とアジアアロワナが居る国のすべてに出荷していると言っても過言ではないでしょう。

インドネシア国内のアジアアロワナ生産量の約3分の1は、アクアプリマとシルファディナが占めていると感じました。

食事を済ませ、サムシル氏の案内で最終目的地のシルファディナに向かう事にしました。

   
PT.シルファディナ・アクアミナ
今回のシルファディナ訪問は、急なスケジュールでした。
社長のアヌアル氏が奥さんとシンガポール旅行中で不在との連絡を受けていました。

ディナミカの輸入というこちら側の事情もありましたので、残念ではありましたが、養殖場だけでも見れれば良いと思っていました。

シルファディナに向かう車内でサムシル氏から嬉しいお言葉が!!
「兄貴は今、スケジュールを切り上げてシンガポールからこちらに向かっているはずです。我々の方が早く着きますが、待っていてください。」


アヌアル氏は不在だと思っていましたので、これにはとても驚きました。
(シンガポールからプッカンバルまで飛行機で約40分です。プッカンバルからシルファまで1時間強です。
国外と言っても東京から大阪位の距離でしょうか・・・。)
僕の顔は嬉しさでニヤケ顔になっていた事と思います。

養殖場に着き待つ事3時間!一台の四駆が走ってくるのが1キロ以上離れていても分かりました。
サムシル氏が
「来たようだな!早かったな!」
緊張の一瞬です。

車からアヌアル氏、奥さん、ボディーガード2人がお土産を両手に持ち降りてきました。

「良くいらっしゃいました。お待たせしてすみません。」と言ってやさしく迎えてくれました。

アヌアル氏はこの業界では大物中の大物です。
居留守、無視など当たり前の方ですので、簡単にお会いできる人物ではありません。

気に入らなければ他の養殖場の方からの電話ですら取らないという頑固者だと聞いていましたので、ドキドキしました。

しかし、実際にお会いした感想はとても朗らかな方で、常に笑顔を絶やさしい方でした。

わざわざ休暇を繰り上げて帰国していただいた事でも、その人柄がうかがえます。


せっかく来たのだからブリーディングに関して質問してみました。


Q1.「池の深さはどのくらいですか?」
A1.「約2メートルに調整してあるよ!一定量になるようにパイプで水を逃がしているんだよ。」

Q2.「池の深さが他のインドネシアの養殖場より浅いですが、深さと繁殖は関係していますか?」
A2.「深過ぎると逆に繁殖にあまり良くないと思っています。効率もよくないですよ!」

Q3.「アロワナの養殖で一番難しいのはどの種類ですか?」
A3.「ん〜ブラックアロワナだね!」

Q4.「アジアアロワナに限定してくださいよ(笑)。」
A4.「はははははは!どれも同じで簡単だよ!」


こんな感じでラフな質問でしたが、素朴な疑問でした。


確かに深さと繁殖は大きく影響していない可能性が強いと、僕も思います。
現にディナミカで新しく作った池も、水深が2mです。
「なぜ浅くしたの?」と聞いた所、「水を抜くのに9時間もかかるんじゃ仕事にならないよ!大きな設計ミスだね!」とヒヤンも語ってくれた事がありました・・・・・。

しかし、どの種類も変わらない位に簡単だとの返答には参りました・・・・。
巨大ファームらしい余裕の返答でした・・・(笑)。

期待したのは「スーパーレッドは難しくて・・・」って来ると思ったのですが、ちょっと正直こけちゃいました・・・・・涙。

その後、アヌアル氏自慢の個体を見せていただき、選別して楽しいひと時が過ぎてゆきました・・・・・。

気がつくと辺りはすっかり日も落ち、ホテルに帰る僕にいつまでも手を振って見送ってくれました。

短い時間でしたが、とても有意義な時間を過ごせたと思います。

また、アヌアル氏にお会いできるのを楽しみにしています。










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