ご存知の通り、アジアアロワナはワシントン条約に属し「国際希少動植物種」として扱われています。
昔は生体はおろか、雑誌にさえもその姿はあまり載る事がありませんでした。それは密輸と言うレッテルを貼られ、ダーティーなイメージが強かった為です・・・。
テレビで紹介される時は「密輸」「詐欺」「盗難」と悪い事でしか取り上げられませんでした。
アロワナが正規に輸入されるようになり、徐々にそのイメージも変わってきました。正規輸入がコンスタントに行われる様になり、リスクを伴う密輸を行うメリットが無くなったからだと言えるでしょう。
これは我々アジアアロワナ愛好家にとって嬉しい事で、ますます「健全な凶悪最強魚」であってもらいたいものです。
輸入量、養殖量共に増加し、店頭での販売価格も落ち着きを見せました、この辺も幅広い層のマニアに支えられる様になった要因の一つでしょう。 |
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輸入までの流れ
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| 原産地証明とサイテス。 |
チップナンバーリスト |
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アジアアロワナを輸入する際にはインドネシア政府が発行する「サイテス」「原産地証明」「チップナンバーリスト」と日本の経済産業省が発行する「輸入割当申請書」が必要になります。すべての書類が揃って初めて輸入許可が下ります。書類作成には約1ヶ月を要します。許可が出たらいよいよ現地へ飛び選別作業を開始します。 |
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| 首都ジャカルタよりカリマンタン島へ |
まずは養殖池の現状把握 |
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ジャカルタで飛行機を乗り換え、養殖場があるカリマンタン島へ向かいます。まずは養殖池の親魚の様子、採取状況などを把握します。問題があればこの時点で注文を入れ協議します。お互いの共同ビジネスですから現地サイドも意見を聞き入れてくれます。 |
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| すべての水槽にアロワナがギッチリ入っています。 |
かる〜く挨拶代わりの選別 |
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まずはすべての水槽を見て廻ります。大まかな数や質を把握して購入数やグレード、サイズを計算する為です。気に入った個体が見つかればこの時点で確保して他の水槽に隔離します。 |
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| 福井 |
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「ですから今、日本の市場はですね〜。」 |
| ジミーさん |
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「ん〜でもここは日本じゃないから・・・。」 |
| 福井 |
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「そんな訳判らん理屈を!」 |
| ヒヤンさん |
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「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 |
| ジミーさん |
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「だからここはインドネシアだって・・・・。」 |
| 福井 |
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「ヒヤンさん!聞いてるんですかぁ〜!?」 |
| ヒヤンさん |
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「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 |
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| 福井 |
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「ですから先ほどの価格でなんとか・・。」 |
| ヘンリーさん |
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「はははは。そりゃ〜通りませんよ。」 |
| 福井 |
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「お願いしますよ〜」 |
| 山崎さん |
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「うんうん。」 |
| ヘンリーさん |
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「笑っちゃいますよ。はははは。」 |
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養殖場オーナーとの交渉時の画像。アロワナの質、価格などを延々と協議します。ひどい時は朝までかかり、半分ヤケクソの喧嘩になる事さえあります(笑)。日本人とインドネシア人ですから、考え方や言葉の壁がいつも大きく圧し掛かり、頭を悩ませますが、これも一つのコミュニケーションだと思い、奮闘しています。 |
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| 2回目の選別作業 |
良い個体がゲット出来ました! |
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交渉が成立すれば後はお楽しみタイムです。一度選別した個体を再度選別しなおします。質の悪い個体が入っていないか?納得の行く選別か?を見直します。この作業が終了すればマイクロチップを挿入し体調を整えます。 |
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| 出荷を待つアロワナ達 |
ついに成田空港に降り立ちました! |
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水が汚れるのを防ぐ為に餌抜きを行い、一匹一匹丁重にパッキングします。そして空港に運び、飛行機に積み込むとインドネシアでの作業は終了します。アロワナの着状態が気になりますが、直ぐには荷物を受け取れません・・・。成田税関でサイテスの書類一式を提出して輸入許可を頂きます。 |
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| 一匹ずつチェックを行います。 |
パッキングを外し、水合わせを開始。 |
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急いでラフレシアに運び、箱を開けます。緊張の一瞬です。アロワナの体調をチェックし、水合わせの方法を検討します。空腹と移動のストレスを持っていますので、慎重に作業を進めます。 |
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| 袋の中は日本の水になっています。 |
水槽に放たれた個体達。お疲れ様です。 |
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水合わせが終了したら水槽に移し、再度チェックします。この時点で体調の思わしくない個体が居れば隔離して様子を見ます。水合わせに数日を要する場合もあります・・・。 |
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| なかなか綺麗に撮れてくれません・・・。 |
「国際野生希少動植物登録票」 |
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「登録票」を交付してい頂く為、一匹一匹写真撮影を行います。約2週間で財団法人自然環境研究センターより登録票が送られて来ます。同時に経済産業省農水産室に輸入状況報告書を作成し送付します。 |
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| 輸入日の店内の様子 |
あとは新しいご主人様を待つだけです。 |
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体調、体型、色を管理しながらお客さまのご来店、ご注文をお待ちしています。生き物ですから細心の注意を払って取り扱っています。 |