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VOL.25

韓国に行ってきました。

韓国ソウルのアジアアロワナ専門店「arowanastory」のkimさんと韓国アロワナ倶楽部のLEEさんにお会いする為に韓国に行ってきました。
kimさんはアジアアロワナの水槽内繁殖に複数回成功されていて、韓国一の若手ホープです。LEEさんは韓国最大のアロワナコミュニティーサイトのボス的存在の方です。kimさん、LEEさん共に「必ず韓国に行きます。」と約束をしていましたので、今回その約束を果たす事が出来た事を嬉しく思います。今回のひとりごとは韓国渡航の様子をご紹介したいと思います。

羽田空港から飛行機で韓国金浦空港まで2時間半で到着です。いつもはインドネシアやシンガポールなどには7時間以上のフライトですから、それから比べたらあっという間に韓国です。
今回はあまり計画性のある渡航ではありませんでした。前日に航空券とホテルを手配してkimさんとLEEさんに「急で申し訳ありませんが、明日韓国行きます。」と電話しました。年末の海外渡航と入荷などを考えるとこのタイミングを逃すと数カ月は韓国に行く時間が取れなかったからです。

kimさんと金浦空港で再会
金浦空港に着くとkimさんと孫さん迎えに来てくれていました。
この日の韓国ははマイナス5度と想像以上の寒さでした。2日前までインドネシアに行っていましたので、40度の温度差はちょっと厳しかったです。
「福井さん、そんな薄着で大丈夫?!」バタバタ来ちゃいましたので、韓国の今の気温を調べもしていませんでした。

中華料理屋のマニアさん訪問

早速車に乗り込み空港近くにある中華屋さんでアロワナマニアさんの所に向かいました。お店の入口には過背金龍、地下室には紅龍2匹と過背金龍が飼育されていました。



立派な紅龍
赤さも体高もある立派な紅龍でした。4歳との事ですが60cmを超えており、餌もふんだんに与えられて飼育されている事が分かります。韓国では住宅事情から複数のアロワナを飼育する方は少ないそうですが、彼は4匹のアロワナを単独で飼育されていました。

大会社のマニアさん訪問

翌日はソウル郊外のAさんの会社にお邪魔しました。同時にLEEさんとも合流です(写真右)
過背金龍と紅龍の混泳水槽
Aさんは会社に15匹のアロワナを飼育されています。写真上段は過背金龍の混泳、下段は紅龍の混泳でお仕事の合間を見て水換えを行っているそうです。アロワナを会社で飼育し始まってから会社の年商が40億円を超えたそうで「絶対にアロワナパワーだ!」とおっしゃっていました。

アロワナが大きくなってきたらこの水槽に移動するそうです。
会社の倉庫には1800×850×850の水槽が用意されていて、もう少しアロワナが大きくなってきたらそちらに移動させるそうです。

上下水槽に飼育されている2匹の過背金龍
壁に埋め込まれた水槽には2匹の過背金龍が飼育されていました。とてもお忙しいのにどの水槽もピカピカで綺麗だったのがとても印象に残りました。


会社の入口にセットされた紅龍の水槽前でkimさんと記念撮影。この日は土曜日で会社はお休みだったにも関わらず、わざわざアロワナを見せて頂く為に出社して頂きました。Aさんありがとうございました。

kimさんのお店に到着


アジアアロワナ専門店arowanastory
ソウルの中心部から車で40分程でkimさんの経営するお店「arowanastory」に到着です。両隣が飲食店ですし、2件先にはセブンイレブンもあります。何とも羨ましい立地条件です。


広々とした店内の水槽はどれもピカピカです。繁殖繁殖用の親魚もここで育成されていて、メスが卵を持ったのを確認するとブリーディングルームに移動させるそうです。色々なお話をしましたが、kimさんの繁殖に対する情熱は尊敬するに値します。国こそ違いますが、繁殖に関して良きライバルだと思っています。

秘密の地下室でワームも自家繁殖



歩いて2分の地下室にはアロワナとワームの繁殖ルームがあります。ここで繁殖させたワームを店頭と通販で販売しています。これをすべて1人でこなしているので「寝る暇がない!」って言っていました。肝心のアロワナ繁殖用の水槽は写真撮るの忘れました・・・・。


韓国のマニアさんとの座談会



韓国と言えば焼き肉!というイメージだったので、皆さんとの食事会は焼肉屋さんでとリクエストしました。kimさんのお店の裏口とこの焼肉屋さんの裏口が繋がっているのにビックリ。ほんとに良い店舗で営業していて羨ましいです。


韓国のアロワナマニアさん達とお食事。
韓国には熱帯魚雑誌が無いとのお話でした。それでも少しずつアロワナ人口が増えているとの事。現在、韓国アロワナ倶楽部の会員数も16000人を超えたそうです。

日本と韓国共に国土も小さく冬のある国です。大きくなるアロワナを飼うには不向きであるとも言えますが、アロワナに対する熱い想いを強く感じました。次はいつ韓国に行けるか分かりませんが、いつかまた韓国のアロワナマニアの皆さんとお会いできる事を楽しみにしています。


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